2008.08.30 | |

要注意!CD-Rのデータは消えることも!
2001年、カメラの専門店でフィルム写真と画像データをCD-Rに焼き付けてもらった。2006年の終わり、そのデーターを整理しようと約5年間再生していなかったCD-Rを開いてみると、なんと数百枚あったデータのうち7枚しか再生されない。保管は直射日光や高温多湿の問題のある場所ではなかった。愕然とした。さっそくそのカメラ専門店に問い合わせたところ、まさか5年で再生できなくなるとは考えてもみなかったと驚かれた。
家電量販店で記録メディアに詳しい店員にたずねると、データが消えたという同様の問い合わせは年間数件あるという。正確には消えるというより再生ができなくなる、あるいはデータが壊れる。そのような可能性があることを客は承知の上で、保存用にCD-Rを購入しているのか、とたずねると、店員は「おそらくそこまで考えていない」という。
たったの数年で再生不能になるかもしれない!一般の客はそんなことまで考えが及ばない。何よりもそのことを販売側もメーカー側も客に知らせず、保存の取り扱いを詳しく説明していないことが問題だ。光ディスクの保管に注意が必要なのはわかっているが、まさか数年で再生不能になるとは。ましてCD-R焼付を商売としている店がそのことを知らないというのにはあきれた。CD-Rは外国のメーカーも扱うようになり、価格破壊とともに品質に大きなバラツキを生んだ。データーの消失に誰も責任が取れないのであれば、せめて、短期間でデーターが再生できなくなる可能性があるという、商品の問題点や対処方法を、周知させるべきである。不親切すぎる。
別のカメラ専門店でCD-Rデータの保存方法を聞いた。まず、その店では国産のCD-Rしか使用しない。株式会社スタート・ラボ(ソニー株式会社と太陽誘電株式会社の合弁会社)の製品をすすめられた。この店はCD-R焼付の客に対し保存方法を説明している。5〜10年ごとにデーターを別のディスクにコピーするように声をかけている。コピーは同じものを2枚つくり、一つは再生用、もう一つはバックアップ用とし、決して出したり触れたりせず保管を徹底する。DVDの普及が勢いを増しているが、写真データの保存は構造が単純で容量の小さいCDで十分、データが壊れたときの被害も少ない。
デジタルカメラの普及で膨大な写真画像が家に眠っている人も多いことだろう。そろそろデーターを開いて大切な写真だけを整理し、保存用にコピーをとっておいたほうがよい。HD DVDやブルーレイディスクなど時代は先をいっているが、実用的で確実な保存方法が現れるまでは、CD-Rの継続コピーで保存することが、家庭でできる安心な方法である。是非、身近で詳しい店員や知人に問い合わせ、堅実な保存方法を確かめてみてほしい。
category
- Diary (5)
- News (62)
- Art (47)
- Design (14)
- Gallery (43)
- Internet (33)
- Memo (31)
- Movie (7)
- Product (26)
- Apple (23)
- Ad (24)
- Web (24)
- Funny (54)
- Video (19)
- Exhibition (5)
- Motion (29)
- Photograph (16)
- Game (9)
- Bookmark (9)



